大崎に「大阪餃子専門店 よしこ」 初のビルイン型店舗、限定ラーメンも開発
「大阪餃子(ギョーザ)専門店 よしこ 大崎店」(品川区西品川1、TEL 03-6417-3417)が12月16日、大崎ガーデンタワーの1階にオープンした。運営はFTG Company(目黒区)。(品川経済新聞) 【写真】「大阪餃子専門店 よしこ」外観 「ラーメン食堂 あの小宮」跡地を全面改装し、小上がりを設ける。「大阪餃子専門店 よしこ」では、創業者である双子の兄弟の母よしこさんが作っていたギョーザのレシピを再現していることから、店内は「実家に帰ってきたような安心感」や「昔懐かしい落ち着いた雰囲気」をコンセプトに仕上げたという。店舗面積は約29坪。席数は56席。 五反田、青物横丁、飯田橋に続く4店舗目となる大崎店は、初のビルイン型店舗。同店限定でランチタイムも営業し、定食メニューやラーメンを提供する。広報・PR担当の角井美智代さんは「店舗によって客層もさまざま。新規層の獲得のため、オフィスビル内に初出店した。大崎店はオフィスワーカーにも親しんでもらえる店になれば」と話す。 看板メニューは、ニンニクやショウガ、ハクサイが入った薄皮の「焼き餃子」(418円)。つけだれは、特製たれや酢からしなど複数の種類を用意する。そのほか、「おかんのお好み餃子」(528円)や「オーロラメンチカツ」(583円)、「よしこ焼き(玉子焼き)」(528円)などを提供する。ギョーザのみ1箱(3人前24個入り=1,450円)からテイクアウト可。焼きギョーザか生ギョーザを選ぶ。 大崎店限定で中華そば(950円)やつけ麺(1,000円)、チャーハン(800円)も用意する。麺類は、ラーメン業界で15年の経験を持つという店長の上條佐実人(さみと)さんが考案した。「香川の伊吹いりこやさば節、ソウダガツオなどからだしを取ったスープと、菅野製麺所の食べ応えある麺が特徴。誰もが気軽に食べられる、いわゆる中華そばの味になっている」と話す。 ランチメニューは、「らーめん定食」「W餃子定食」(以上1,250円)、チャーハン定食(1,000円)などを提供する。 ドリンクメニューは、「自家製シャリキンサワー(よしこのレモン、生しょうがジンジャー、完熟トマト、乳酸菌)」(528円)、「生ビール 中」(583円)、「酎ハイ(プレーン、ラムネ、ウーロン茶、香ばし緑茶)」(418円~)などをそろえる。 ランチはビル内のオフィスワーカー、ディナーは仕事帰りの会社員や近隣住民の来店が多いという。上條さんは「自身の経験を生かし、ギョーザも麺もおいしいと言われる店を目指す。初のビルイン型店として、モデル店舗になれるよう頑張りたい」と意気込む。 営業時間はランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時~22時。
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