38歳で地元に“出戻り”した元キー局アナの激動の1年。実家の父と対立したことも
2010年にTBSに入社し、『朝ズバッ!』『報道特集』などを担当したのち、2016年に退社したアンヌ遙香さん(39歳・以前は小林悠として活動)。 【画像】故郷北海道札幌に20年ぶりに拠点を戻したアンヌ遙香さん TBS退社から8年経った今年、紆余曲折を経て20年生活した東京を後にして活動拠点を故郷北海道に戻したアンヌさん。アラフォーにして再スタートを切った「出戻り先」でのシングルライフの様子や心境をつづる連載です。 第15回となる本記事では、アンヌさんの2024年を振り返ります(以下、アンヌさんの寄稿)。
激動の一年だった
今年始めさせていただいたこちらのコラム連載。 なんだかんだ2024年最後の記事! 皆さんはどんな一年でしたか? 私はとりあえず、まぁ……インターネットを検索していただければわかるのですが……激動の一年でした。 故郷北海道札幌に20年ぶりに拠点を戻した私。私は子どもがおりませんが、ゴールデンレトリバーの3歳の女の子をねこっ可愛がりし、朝晩雪の中たくさんお散歩し、毎晩一緒に寝て……常に私の生活の中心にいるのが愛犬リリーです。 外食をするにも、必ずうちの父親がリリーを見てくれる日にしか行かない! くらいの勢いで、とにかくリリーファースト。2024年はいつにも増してリリー年でした。 生活拠点を東京から札幌に移す際、飛行機に乗せなくてはならなかった訳ですが、皆さん、大型犬を飛行機に乗せるのって大変なんですよ。
暴れる愛犬に、空港で絶叫する私
受付カウンターでワンちゃんを預けたい旨を伝えると、バックヤードから超巨大なXXLサイズ位のケージが届きまして……。そちらにワンちゃんをリード等は一切つけない“裸状態”で入れなければならないのです。本当にそれが大変だった…。 入れられる側からすれば、こんなところになぜ閉じ込められるのかという気持ちになるわけで、暴れる暴れる。空港中に響き渡るくらいの鳴き声をあげるリリー。私は私で、「お願い入って~!」と鬼の形相で絶叫。 失敗したら脱走の可能性だってあるわけですよ! 命の問題ですから、こちらも必死です。無事ケージに入れられたら後ろ髪を引かれながらも、受付カウンターでバイバイ。飛行中もずっとずっと愛犬のことが気になって仕方ありませんでした。 新千歳空港で空港職員の方と共に登場したうちのリリーを発見したときは、本当に大泣きせんばかりの感激と安堵がありました。