【菊花賞】アーバンシック 逆転戴冠へ トライアルVの勢い乗ってダービー馬にリベンジだ データも後押し
「菊花賞・G1」(20日、京都) 淀の長丁場で争われる牡馬クラシック最終戦。主役を務めるのはダービー馬に輝いたダノンデサイル。今回はそのダービーからぶっつけ本番となるが、中間の調整過程に不安はなし。2冠奪取なるかに注目だ。一方、データ班はセントライト記念で重賞初制覇を飾ったアーバンシックをイチ推し。 ▼傾向(過去10年) 牡馬クラシックの最終章。 ▼人気 1番人気〈3・0・3・4〉 2番人気〈1・3・0・6〉 3番人気〈2・1・0・7〉 4番人気〈2・2・1・5〉 5番人気〈1・0・1・8〉 ▼所属 栗 東〈6・8・7・103〉 美 浦〈4・2・3・46〉 勝ち数では栗東所属馬がリードも、勝率は美浦所属馬が上回っている。 ▼ステップ 神戸新聞杯〈5・4・4・52〉 セントライ〈3・3・2・39〉 ラジオNI〈1・0・0・1〉 ダービー〈0・1・0・1〉 札幌記念〈0・1・0・3〉 OP競走〈0・0・0・1〉 準OP〈1・0・0・5〉 2勝クラス〈0・1・4・35〉 1勝クラス〈0・0・0・4〉 トライアル組が8勝と他路線を圧倒している。 ▼前走着順 1 着〈4・2・6・47〉 2 着〈3・4・3・13〉 3 着〈2・3・0・15〉 勝ち馬9頭が3着以内で、2、3着の5頭中4頭が勝ち馬から0秒3差以内だった。 ▼前走人気 1番人気〈6・1・4・28〉 2番人気〈1・1・4・25〉 3番人気〈1・1・1・16〉 4番人気〈0・4・0・15〉 5番人気〈0・1・1・9〉 勝ち馬8頭が3番人気以内だった。 ▼実績 勝ち馬8頭が重賞V経験ありか、神戸新聞杯で3着以内だった。 ▼決め手 勝ち馬8頭が前走でメンバー2位以内の上がりをマークしていた。 ▼注目馬 セントライト記念の1、2着馬アーバンシック&コスモキュランダが全項目をクリア。春2冠でともに先着したのはコスモキュランダだが、当欄では過去10年で〈3・2・1・2〉と抜群の好走率を誇るルメール騎乗のアーバンシックをイチ推しだ。(記録室)