【新馬戦】併せ馬“不敗”のラトラース 末脚しっかり 中内田師は将来性に期待「まだ成長の余地を残している子」
「新馬戦」(16日、京都) 日曜の京都5R(芝1600メートル)でデビューするラトラース(牡2歳、父キズナ、栗東・中内田)。栗東CWで2週連続の併せ馬。1週前は一杯に追われてラスト1F11秒2、今週は馬なりで6F84秒1-11秒5を計時し、ともに半馬身先着。これまで併せ馬で遅れたことは一度もない。「しまいの脚はしっかりと伸ばしてくれる。先週よりも道中の感じは良かったのですが、まだ雑なところがあって、心身ともに幼い面を調教では見せているので、これからの課題」と中内田師は語る。 母ローブティサージュは12年阪神JFを制した2歳女王。トレーナーは「身体能力があるのは感じていますが、まだ成長の余地を残している子。温かい目でデビュー戦を見守ってもらえれば」と将来性に期待する。指揮官にとって現2歳世代の初陣。川田との黄金タッグでVを狙う。