名古屋が札幌に逆転勝利(J.LEAGUE)

[4.3 J1第6節 札幌 1-2 名古屋 札幌ド] 　J1リーグは3日、第6節を開催し、札幌ドームでは北海道コンサドーレ札幌と名古屋グランパスが対戦。2-1の逆転勝利を収めた名古屋が3連勝を飾った。 【写真】影山優佳さんが“人気女優”と代表戦を現地観戦「可愛すぎる」「勝利の女神が2人」 　開幕5戦未勝利(1分け4敗)で最下位に沈む札幌は、3月30日の第5節神戸戦(●1-6)から先発1人を入れ替え、MF宮澤裕樹らを先発起用。一方、2連勝中の名古屋は第5節横浜FM戦(○2-1)から先発6人を入れ替え、FWパトリック、FW倍井謙、MF和泉竜司、MF椎橋慧也、MF山中亮輔、DF吉田温紀らがスターティングメンバーに名を連ねた。 　前半27分にゴールを脅かしたのはホームの札幌だった。敵陣PA外でこぼれ球に反応したMF小林祐希が左足で狙ったシュートは吉田に当たりながらもゴールに向かうが、右ポストを叩いてネットを揺らすには至らなかった。 　しかし、30分に札幌が試合を動かす。PA外右でルーズボールを拾ったDF馬場晴也がMF浅野雄也に預け、自らはPA内へと走り込む。浅野が送ったパスは相手に当たったものの馬場の下へと転がると、右足で豪快に蹴り込んでスコアを1-0とした。昨季札幌に加入した馬場にとって、嬉しい移籍後初&J1初ゴールとなった。 　1点のビハインドを背負った名古屋は31分、パトリックに代えてFW永井謙佑をピッチへと送り込んだ。 　1-0のまま後半を迎えると、8分、永井のパスを受けてPA内に持ち込んだMF和泉竜司がMF菅大輝のファウルを誘って名古屋がPKを獲得。キッカーを務めたMF森島司のシュートはGK菅野孝憲に阻まれるも、こぼれ球を森島自身がヘディングで押し込んで試合を振り出しに戻した。 　その後、両チームともに勝ち越しゴールを狙うと、試合終了間際の45分にスコアが再び動く。自陣からDF河面旺成が送ったロングパス一発で最終ライン裏に抜け出した永井が、鮮やかなループシュートでネットを揺らし、名古屋が2-1の逆転勝利を収めた。敗れた札幌は5連敗を喫することとなった。