次世代スターは誰だ! セ・リーグの有望株投手6人
宮城滝太(DeNA)
・投打:右投右打 ・身長/体重:181cm/80kg ・生年月日:2000年7月15日 ・経歴:滋賀学園高 ・ドラフト:2018年育成選手ドラフト1位 2023年に満を持して一軍デビューを果たした宮城滝太。二軍では圧巻の成績を残し続けており、2024年のブレイク候補の1人に挙げられる。 2018年育成選手ドラフト1位で横浜DeNAベイスターズに入団。プロ2年目の2020年にイースタン・リーグ最多勝(5勝)を獲得すると、翌2021年もファームで防御率2点台と優秀な数字を残した。 2022年7月に念願の支配下登録。同年は一軍デビューこそ見送られたものの、二軍では27試合に登板して2勝0敗、防御率2.48と安定した成績を記録した。 高卒5年目の2023年も開幕から二軍暮らしが続いたが、夏場に一軍初昇格。一軍でも11試合登板で3ホールド、防御率3.86とまずまずの数字をマークした。 さらに、ファームでは38試合の登板で2勝2敗、防御率2.17、奪三振率9.64と文句なしの好成績。2024年は一軍のブルペンに割って入り、飛躍のシーズンとしたい。
松井颯(巨人)
・投打:右投右打 ・身長/体重:178cm/83kg ・生年月日:2000年9月14日 ・経歴:花咲徳栄高 - 明星大 ・ドラフト:2022年育成選手ドラフト1位 2023年はイースタン・リーグ最多勝に輝くなど、二軍で圧巻の成績を残した松井颯。プロ2年目を迎える2024年は、一軍の先発ローテーション入りが期待されている。 明星大では最速154キロの本格派右腕として活躍。ドラフト上位候補にも名前が挙げられていたが、育成選手ドラフト1位でのプロ入りとなった。 それでも、開幕から二軍で安定した投球を見せ、早々に支配下登録を奪取した。そのまま一軍に昇格し、5月21日の中日ドラゴンズ戦でプロ初登板初先発。5回無失点の好投を披露し、嬉しいプロ初勝利を挙げた。 その後は再びファームを主戦場としたが、二軍では16試合(88回1/3)を投げ、8勝2敗、防御率2.04の好成績で最多勝を獲得。一軍ではシーズン終盤にリリーフで再昇格し、最終的に8試合登板で1勝1敗2ホールド、防御率3.26とまずまずの成績を残した。 プロ2年目の2024年は、再び先発として勝負する予定。さらなるレベルアップを見せ、開幕ローテーションに割って入りたい。