香取慎吾の出演ラッシュ、稲垣吾郎&草彅剛の俳優としての進化……新しい地図の2025年は“返り咲き”?
稲垣吾郎&草彅剛の2025年は俳優業からのスタート
香取のテレビ出演ラッシュと並行して、稲垣も1月は主演舞台『No.9 -不滅の旋律-』で福岡、大阪を巡る充実した日々を過ごしている。こちらは、初演から9年、4度目の上演だ。また1月10日からは、Prime Videoで『テレビ東京開局60周年特別企画「晴れたらいいね」』の世界配信がスタート。さらに『ペンション・恋は桃色』(フジテレビ系/2020年1月)のseason3も1月10日よりFODで配信が始まるなど、稲垣の唯一無二のキャラクターがさまざまな作品で光を放つ。 一方で、草彅もシェイクスピア作品の舞台『ヴェニスの商人』を上演中。稀代の悪役として名高いシャイロックを演じる草彅に、また私たちは驚かされた。連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK総合)での演技もそうだったが、年々草彅の演技はより人間臭く、そしてより枠にとらわれない余白を感じられるものに。年々自由になっていく俳優・草彅剛の進化に目が離せない。2025年にNetflixから独占配信が決定している『新幹線大爆破』の続報も待たれるところだ。 もちろん、3人揃ってのレギュラー番組も好調だ。サントリーCMではフクロウの3兄弟になるなど、これだけ長く続いてきた3人だからこそ見せられるやわらかな繋がりが、未来に向けて無理のない継続を望まれる現代の空気感にもぴったりだ。新年の始まりからそれぞれの才能を発揮し、3人での歩みもさらに力強くなっていく。2025年の新しい地図が、どれほどの広がりを見せるのか、楽しみで仕方ない。
佐藤結衣