上田桃子、今季限りでの活動休止表明「足を一旦止めてみようと」 38歳、通算17勝でツアー生活に区切り
上田桃子が発表
女子ゴルフの上田桃子(ZOZO)が3日、インスタグラムで今季限りでのツアー活動休止を表明した。ツアー通算17勝(米ツアー1勝を含む)を誇る38歳の大ベテラン。「2024年シーズンをもって、突っ走ってきた足を、一旦止めてみようと思います」とした。 【画像】上田桃子が活動休止で大物も反応した投稿 2022年4月から優勝が遠ざかる上田は、今季28試合で予選落ちが5度だが、8月ニトリレディスの最高4位を含めてトップ10入りは3度のみ。メルセデス・ランクは45位に留まり、この日まで行われた日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシックは出場していなかった。 インスタグラムでは「『ありがとう』をたくさん伝えたい」と題して長文を投稿。「プロになって今年で20年。ゴルフを大切にし、ゴルフを中心に過ごしてきました」と振り返り、出会いなどに感謝した。その上で「そんな私ですが、2024年シーズンをもって、突っ走ってきた足を、一旦止めてみようと思います」とつづり、こう続けた。 「10歳から始めたゴルフなので、私は28年間ゴルフと共に生きてきたことになります。そんな私に、これからどういう未来が待っているかわかりませんが、たくさん考えた末、次のステップへ歩き出そうと思います。 昨日の自分を越える!ことを大切にしていたので、日々自分と向き合い続けることはできたかなと思っています。ゴルフのおかげで、人生をより濃く生きてこられたと思うし、何よりも、すごく好きなことを仕事にできて幸せだったんだなーと感じています」 さらに「いつの日かまたフラッとゴルフ場に現れるかもしれませんが、その時は笑ってお会いできたら嬉しいなと思います」と投げかけ。「応援していただけることが私のパワーの源でした」などとチーム、スポンサー、ファン、戦った選手たちに改めて感謝をつづった。家族にも「1番の味方で居続けてくれたおかげで、自信がなくなる時も下を向きそうな時も、必ず這い上がる!と前を向けました」とした。 今季の国内ツアーは残り3試合が開催される。宮里藍さんらと国内ツアーを牽引し、近年は若手の見本にもなってきた上田。「残りの数試合、最後まで私らしく駆け抜けます!」と意気込み、「すべての皆様に対して、『ありがとう』の言葉以上の言葉が思いつかないので、『ありがとう』を、たくさん伝えたいです。ほんとうに、ありがとう。上田桃子」と締めくくった。
THE ANSWER編集部