段ボール力士で巨大紙相撲、鳥取 県立美術館の開館カウントダウン
鳥取県立美術館が来年3月に開館するのを機に、同県倉吉市で31日、巨大な段ボール製力士を競わせるカウントダウンイベント「巨大紙相撲とっとりけんび場所」が開かれた。高さ約180センチの力士32体が集合、参加者が木製の土俵を力いっぱいにたたき力士が倒れると、会場は歓声でにぎわった。 取組の結果、乳牛をモチーフに制作した同県琴浦町の婦人会のチームが優勝し、初代横綱に輝いた。婦人会の榎田郁子さん(72)は「一生の思い出になった」と喜んだ。 県は美術館の開館に当たり、住民の声を運営に反映させるなど、参画型の「県民立美術館」の実現を目指しており、その一環として開催した。