大型トラックから左後“ダブルタイヤ”の1本脱落 後続車両に衝突するもけが人なし トラック運転手「これまでに異常はなかった」 北海道本別町
6日夜、北海道本別町の国道で、走行中の大型トラックからタイヤ1本が脱落しました。 脱落したタイヤは、後続の乗用車に衝突しましたが、けが人はいません。 6日午後7時すぎ、本別町美里別の国道274号線で、走行していた10トンクラスの大型トラックの、左後ろのタイヤ1本が脱落しました。 警察によりますと、外れたタイヤは、トラックの左後輪に4本取り付けられているダブルタイヤのうち、外側の1本で、トラックの後ろを走っていた乗用車に衝突して止まりました。
タイヤが衝突した乗用車の運転手にけがはなく、ほかに巻き込まれた人や車はありません。 大型トラックの男性運転手が「トラックの後輪が外れて、後続車両に接触した」と警察に通報。 警察の聞き取りに対し「これまで車両に異常はなかった」と説明しているということです。 車のタイヤの脱落をめぐっては、2023年11月、札幌市西区で軽乗用車から外れたタイヤが、当時4歳の女の子に直撃し、女の子は現在も意識不明となっている事故が起きています。 警察は、定期的なナットやボルトの確認や、走行中にふらつきや異音など異変を感じたら、すぐに車を止めて点検することなどを呼びかけています。
北海道放送(株)