韓国語って覚えるのがかんたん? 「英語よりも覚えやすい」と言われる理由とは
「K-POPの歌詞の意味がわかるようになりたい」「アイドルが話していることを少しでも聞き取りたい」「韓国旅行に行くので、その前に少しでも韓国語を覚えたい」。そんな人におすすめなのが『ゼロからわかる! 楽しく続けられる! 韓国語1年生』(ハングルノート加藤著)だ。「こんな本がほしかった!」「本当にゼロからわかる、初心者におすすめの1冊」「コスパ最強本」と話題になっている。著者は月間最高180万PVの韓国語ブログ「ハングルノート」の管理人で、韓国旅行情報のYouTuberとして活躍するハングルノート加藤氏。今回は本書の発売を記念して、本文から一部抜粋・再編集して紹介する。 【この記事の画像を見る】 ● 日本語と韓国語は「語順」がほぼ同じ! 韓国語は、英語や中国語などに比べると、日本人にとって「覚えやすい言語」と言われています。 その理由は… 韓国語は日本語と語順がとても似ているからです! 例を見てみましょう。 私は 本を 買います。 저는 책을 삽니다. (チョヌン チェグル サムニダ) 「私は」は「저는(チョヌン)」 「本を」は「책을(チェグル)」 「買います」は「삽니다(サムニダ)」 英語とはちがい、韓国語は日本語と同じ「主語」+「 目的語」+「 動詞」の順番で構成されています。 基本的には日本語と同じ語順なので、日本人にとってはとても理解しやすい言語と言えます。 「~は」や「~を」の助詞の使い方も似ている 日本語の助詞である「~は」や「~を」なども、韓国語でほぼ同じような使い方をします。 「私は」の「~は」は、韓国語の「~은/는(ウン/ヌン)」、「本を」の「~を」は「~을/를(ウル/ルー)」に置き換えられます。 「~です」「~ます」の文末表現の使い方も似てる 日本語の文末表現で使われる「~です」「~ます」なども、韓国語にもあります。 「~です」「~ます」は、韓国語の「~습니다(スムニダ)/ ~ㅂ니다(ムニダ)」などに置き換えることができます。 ● 日本語と読みが近いものもたくさん! さらに韓国語には、日本語と同じ「漢字由来の言葉(漢字語)」もたくさんあります。 たとえば、「計算」は韓国語で「ケサン(계산)」と言い、「意味」は韓国語で「ウィミ(의미)」と言い、とても似た発音で話します。 語順や文法、単語まで似ているものも多いので、韓国語はとてもとっつきやすい言語と言えます。 韓国語がなんとなくわかってきましたか? わかりやすいものから覚えていくと、あっという間に一言、二言は話せるようになるのが韓国語。 『韓国語1年生』では、韓国の語学学校で教える順番通りに、単語や文法を1週間かけて覚え、文をつくる+振り返りの練習問題を解く、という流れでご紹介しています。 韓国語の勉強をこれから始められる人は、ぜひハードルを上げすぎずに、自分のレベルに合ったところからスタートしてみてくださいね。 -------------------------------------- 『ゼロからわかる! 楽しく続けられる! 韓国語1年生』では、知識ゼロでも韓国語を楽しく学べる方法をたくさん紹介しています。
ハングルノート加藤