インフルエンザ患者が増加 新たに東青・弘前・三八が注意報レベル
RAB青森放送
県は新たに東地方と青森市、弘前、三戸と八戸市保健所管内にインフルエンザ注意報を出しました。 上十三保健所管内は引き続き注意報レベルを上回っています。 今月22日までの1週間に県内58の指定医療機関から報告を受けたインフルエンザの患者数は913人で、前の週より471人増えました。 1医療機関あたりでは15.74人で前の週から8.12人増加しました。 保健所管内別では東地方と青森市が前の週から19.66人増えて28.58人、弘前は4人増えて11.50人、三戸と八戸市は6.25人増えて14.92人といずれも注意報の基準値を上回りました。 上十三は7.66人増えて20.33人と注意報レベルを継続しています。 五所川原は3.28人増えて4.71人に、むつは3.34人増えて6.17人となりました。
季節性インフルエンザの感染防止等について
季節性インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによっておこる病気です。 一般的に言われている「かぜ」と異なり、38 度以上の発熱、頭痛、筋肉痛・関節痛、倦怠感などの全身症状が急速に現れるのが特徴です。 「かぜ」と同じように、のどの痛みや咳などの症状もみられます。 特に子どもや高齢者は、重症化する恐れがありますので、注意が必要です。 季節性インフルエンザは、飛沫に含まれるウイルスを体内に吸い込むこと(飛沫感染)やウイルスに付着したものに触り、口や鼻などを通じてウイルスが体内に入ること(接触感染)で感染します。 新型コロナウイルス感染症に対する基本的な感染対策が、季節性インフルエンザにも有効です。 マスクの適切な着用、石鹸による手洗いや手指消毒及び室内の換気の徹底をお願いします。 また、季節性インフルエンザワクチン接種は、発症の抑制や発症後の重症化防止に効果的とされておりますので、接種を御検討ください。 なお、のどの痛みや発熱等の症状が生じた場合には、重症化リスクに応じて、医療機関へ相談等をお願いします。