復興祈る“長岡花火” 能登の被災地に咲く 新潟県長岡市の豊田小児童が企画
1月の能登半島地震で被害を受けた石川県七尾市で12月6日、復興や慰霊の祈りを込めた長岡の花火が打ち上がった。新潟県長岡市豊田町の豊田小学校の児童が、七尾市の小丸山小学校とオンラインで交流する中で企画し、実現にこぎ着けた。打ち上げに合わせ、豊田小の6年生92人が現地を訪れ、小丸山小の児童と合流。一緒に花火を見つめ、被災地の復興を願った。 【写真】打ち上げられた花火の数々 両校の6年生は6月からオンライン交流を行っており、豊田小児童が「被災地を応援したい」と、花火を打ち上げることを思い付いた。 長岡花火財団などに協力を呼びかけ、両校それぞれが募金活動をするなどして、準備を進めてきた。 慰霊と復興、平和への祈りを込めた白い花火や、協力してくれた人たちへの感謝を込めた色とりどりのスターマインなどが、次々と打ち上がると、両校の児童から歓声が上がった。