【メットガラ2024ランキング】サラ・ジェシカ、ジジ・ハディッドをおさえて1位に輝いたセレブは
2024年5月6日にNYのメトロポリタン美術館で開催された、メットガラ。ファッション界における最大の祭典で、今や世界中が注目するほどに華やかかつ個性の闘いともいえるほどの豪華なファッション・チャリティ・イベントです。 【写真】過激! 2024メットガラでセレブが見せた「ネイキッドドレス」 今年のテーマは「ファッションが再び目覚める時」、そしてドレスコードは“The garden of Time”(時間の庭)。 出席者たちにとっても、1年で最も気合いが必要な日。思い思いの解釈でスタイリストやデザイナーたちと相談し、ファッションを決め、そしてドキドキの本番に♡ 総評としては、派手なカラーやデザインというより、シンプルでニュートラルな傾向で、細やかなこだわりや、繊細な装飾が印象的でした。 毎年恒例のおしゃれ番長たちももちろん出席。というわけで、私ながらの視点で選んだベスト5をチョイス。 さらには、これまでに出席された欧州のプリンセスファッションからも、同様にベスト3を選ばせていただきました。 誰のファッションが気になる? お好き? また、セレブとロイヤルの違いははたしてあり?など、お楽しみください!
【第3位】サラ・ジェシカ・パーカー
第3位は、常連のこの方! サラ・ジェシカ・パーカー。 思い返せば、エリザベス女王が生前、才能あるデザイナーとして賞の授与もされた、英国人デザイナー、リチャード・クインのドレスを着用。 ヴィンテージ感のあるコルセット型のドレスに、フィリップ・トレーシーのヘッドピース。 ベネデッタ ブルッツィケスのクラシックなニュアンスのバッグに、超ロングなビーズ・オブ・パラダイスのパールネックレス、そしてタイツもドレスと同様の繊細な装飾が施されていたりと、さすがのこだわりが詰まったファッションでした。 サラさんにしてはおとなしめ?!ということで、3位に。
【第2位】ジジ・ハディッド
第2位は、この人! ジジ・ハディッド。 トム ブラウンのもので、真っ白なドレスに、黒のテーピングでジャケットをイメージさせつつ、イエローのフラワーコサージュでアクセントをつけた、超ゴージャスかつスタイリッシュなデザイン。 70人以上もの職人たちが13,500時間以上もの時間をかけて手作業で仕上げたというだけあって、ドレスの豪華さとインパクトはいうまでもないけれど、それをヘッドピースもなしで、シンプルなヘアスタイルに、チークと口紅で色を強く入れた以外は、ナチュラルに仕上げているところが、さすがジジ!
【第1位】ゼンデイヤ
そして、第1位は、ゼンデイヤ! なんとお着替えをして2着披露という異例さも注目を集めましたが、その1着、これが今年の第1位に選びました。 ジョン・ガリアーノが1996年にデザインした、ジバンシィのブラックドレスと、花束のようなフラワーのヘッドピースと見事にマッチしていてとっても素敵♡ ヘッドピースは、アレキサンダー・マックイーンの2007年SSコレクションショーで使用したフィリップ・トレーシーと、ヴィンテージアイテムをモダンに生まれ変わらせた、まさにドレスコードを象徴するようなスタイルに拍手。 メットガラだからこそ、の楽しくもうっとりするようなファッションでした。
MIZUHO NISHIGUCHI