木村拓哉、“こんなカッコいい人になりたい”と思わせる言動の数々 末澤誠也ら後輩からの熱烈なリスペクト
木村拓哉がパーソナリティを務めるラジオ『木村拓哉 Flow』(TOKYO FM)に、9月のマンスリーゲストとして Aぇ! group・正門良規と末澤誠也が出演した。 【写真あり】木村拓哉、人生初の「カインズ」で愛犬グッズを吟味 1991年にSMAPとしてCDデビューした木村と、今年CDデビューしたAぇ! groupの2人。同じ事務所の大先輩とルーキーという間柄ではあるものの、オープニングから彼らのトークは盛り上がりを見せた。というのも、正門は木村が主演する映画『グランメゾン・パリ』で初共演を果たしたばかり。異国の地でのロケ撮影を共にしたことから、正門は『グランメゾン』チームにもすっかり打ち解けた様子。木村からも「(小暮という役名にちなんで)みんなからは“グレちゃん”とか“グレグレ”って呼ばれるキャラクターでしたね」と振り返るコメントが飛び出すと、正門も「愛され関西人をやらせていただきました!」と愛嬌良く答えていた。 そんな和気あいあいとした撮影現場で木村は、正門から「同じグループで1人末澤っていうのがいまして、ちょっとものすごい熱量のヤツがいるんですよ」と末澤の存在を紹介されたという。末澤はもともとSMAPファンの母親に連れられて、幼稚園のときに初めてSMAPのライブに参加。そこで見た木村に憧れてこの世界の門を叩いたそうだ。思わず「幼稚園のとき!」と笑ってしまう木村に、「僕ファンサ(ファンサービス)もらいましたもん! 『ONE PIECE』のTシャツ着て行ってファンサもらいました」と畳み掛ける末澤はまさに“ものすごい熱量のヤツ”の前評判に偽りなしといったところだ。 そして、数え切れないほどのライブを経験してきた木村が、そこで「覚えていない」とは言わないのもスーパースターの心意気。熱量高く語る末澤に「いつのライブだろう。でも『ONE PIECE』のTシャツ着てるってことは、あのあたりだな、きっと。あのあたりのライブに来てくれたのかな。(当時は)大阪ドームと呼ばれてるときだよね?」と寄り添い、思い出を共有していくのだ。その後も末澤は木村のソロライブにも足を運び、携帯電話の待ち受け画面はそのときの楽屋で記念に撮った2ショット写真なのだという。その待ち受け画面をどれほど気に入っているのかを間近で感じていた正門からは「なんぼ機種変わろうとも、待ち受けだけは変わらずに」と合いの手が入るほどだ。木村も「じゃあ今日のラジオが無事終了した暁には、新しい待ち受けを……」と言ってくれるところが、またしてもスターたる所以を感じてしまう。もちろん末澤は「マジですか!? いいんですか!?」と大喜びだ。 そんな末澤に対して、木村がトーク開始早々に「“誠也”でいいですか?」と自ら距離を縮めていったところも実にニクい。敬愛するからこそ遠慮がちになってしまう後輩の心を、ガシッと抱き寄せるかのようにして懐に入れていく木村に、改めて器の大きさを感じずにはいられない。ドラマの撮影現場で、そして今回のラジオ収録で、木村と打ち解けることができた2人。木村が「これはスタッフからこういうパスが出てるんですけど。“もし自分とどっか遊びに行くなら、行ってみたいところっていうのはあったりしますか?”」という質問にも、「服とかアクセサリーとか。買い物に行きたいです」(末澤)、「木村さんが一番美味しいと思ったシイタケを食べさせていただきたいです」(正門)と遠慮なく答えることができているのが印象的だった。 木村に憧れてきた末澤がショッピングを希望するのは当然のことのように思われるが、気になるのは正門の「美味しいシイタケ」というオーダー。実は以前「シイタケが苦手」という話をしたところ、木村に「まだ本当に美味しいシイタケに出会ってないからだ」と言われたのだそう。その話に木村は「言った言った。高橋海人(King & Prince)にも同じことを言った」としっかり覚えていた。そこで「ホンマにウマいシイタケを食いたいです」という気持ちになったという正門。「“じゃあ、あんたの言う美味しいシイタケとやらを食わしてもらってええですか”ってことだよね?」と思わぬ形で無茶振りになっているのだ指摘する木村に、末澤も「そういうことですよね」と囃し立てる。 これには、正門も最初こそ「ちゃいますやんか!」と言っていたが、「でも、そうなるか、そういうことですよね」と認めざるを得ない。最終的に木村が「なるほど、これ結構ハードルあるな。めんどくせえ!」と本気の苦笑いを浮かべたことで、スタジオが笑いに包まれるのだった。