衆院選に向けて富山県内最多の5人が立候補を予定している富山一区では、立候補予定者が続々と事務所開きを行うなど動き始めています。 【写真を見る】いざ衆院選へ　富山1区は事務所開きピーク　週末から活動活発化　各候補が思い語る 日本維新の会から立候補予定の新人で元富山県議の浅岡弘彦氏。 事務所開きでは支援者が集まるなか、党が掲げる身を切る改革や大学までの教育無償化などを訴えました。 日本維新の会　新人・浅岡弘彦氏:「議員の数を減らして、いっぱいもらっている給料を減らして裏金とか貰わず健全な政治をやる。そのなかで作ったお金で子どもたちの教育費を大学まで完全に無償化しよう」 立憲民主党の新人・山登志浩氏は富山市の永楽町で事務所開きを行いました。 自民党の裏金事件について真相解明なしでは政治を前に進めることはできないとし、本気の政治改革を行っていくと支持を訴えました。 立憲民主　新人・山登志浩氏:「裏金事件で政治不信のマグマが爆発しています。政治に対する信頼を回復するために、私がこの選挙区から必ず勝ちあがるそういう意気込みで戦いを進めております」 おととし日本維新の会から除名処分を受けた現職の吉田豊史氏は今回、無所属で挑みます。 日課としている「あいさつ運動」で、今の政治はどの党も選べない絵面になっているとし、今回の選挙への思いを語りました。 無所属　現職・吉田豊史氏:「政治に対する皆さんの不信感とか大きな問題というのが一番最初にあると思うので」「党というよりも人物、人として皆さんの代弁者になれるかどうかということが問われることを考えると、無所属というのは、色んな広い受け皿という意味でいうとポジティブに考えれば、いい立ち位置じゃないかなと思っています」 日本共産党の新人・青山了介氏は5日、富山駅前でマイクを握りました。 長年に渡り続いてきた自民党政治からの転換を訴え企業・団体献金は全面禁止とすべきとしお金で歪まない政治を訴えました。 日本共産党　新人・青山了介氏:「裏金問題とか、これはやっぱり言わないといけないと思いますけど、一方で多くの皆さんが願っているのは、今の大変な暮らしの実態をなんとかしてほしいというのは大きなテーマだと思うんですよね」