米最高裁、TikTok禁止法について1月10日に審理
(ブルームバーグ): 米連邦最高裁判所は18日、中国系動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」を規制する新法について2025年1月10日に審理を設定したことを明らかにした。同法は中国の親会社がティックトックを売却しない限り、米国でのサービスを禁じるもので、ティックトック側はその施行差し止めを最高裁に求めていた。
ティックトックと親会社のバイトダンス(字節跳動)は、新法は憲法が定める言論の自由に反すると主張している。首都ワシントンの連邦高裁は今月、新法は国家の安全保障とユーザーのプライバシーを保護する正当なものだとして、3対0でこれを支持した。
最高裁が差し止め命令を出さない限り、この法律はトランプ次期大統領の就任式前日、1月19日に発効する。
原題:Supreme Court Will Hear TikTok Challenge to US Ban (1)(抜粋)
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Greg Stohr