外国人も魅了する「デザインマンホール」の世界 発祥は沖縄? 県内98種、ポケモンとコラボも
マンホールの蓋(ふた)にイラストが施された「デザインマンホール」。全国に約1万2千種類あるとされ、その発祥は那覇市だといわれている。 【写真】エイサー、ゆるキャラ、真っ白…個性あふれる沖縄の「デザインマンホール」
那覇市の担当者によると、1977年に下水道の美化などを目的に市独自のデザインを施すことを決定。ガーラ(アジ)の魚群デザインが考案された。この「ガーラ柄」は現在も市内の至るところで目にすることができる。 下水道への理解を広げることを目的に2016年度からは全国の自治体で「マンホールカード」を配布する取り組みが始まった。現在、沖縄県内では14種類のマンホールカードが配布されており、那覇市上下水道局には「ガーラ柄」のカードをお目当てに外国人観光客も訪れるという。 県設置分と35市町村を合わせ、少なくとも98種類の自治体オリジナルマンホールがある沖縄。那覇市や糸満市など12市にはポケットモンスターとコラボした「ポケふた」も設置されている。