２１日午前、海津市の交差点で、患者を搬送中の救急車と軽ワゴン車が衝突する事故があり、軽ワゴン車の男性が病院に運ばれました。 　 また、急病で搬送中だった患者は駆け付けた別の救急車で運ばれ、治療を受けているということです。 　 警察と消防によりますと、２１日午前１０時半ごろ、海津市平田町西島の県道と主要地方道が交わる交差点で、患者を搬送中の救急車と軽ワゴン車が出合い頭に衝突しました。 　 この事故で、軽ワゴン車を運転していた市内に住む７０代の男性が病院に運ばれたほか、救急車の職員１人が体の痛みを訴えて病院を受診しているということです。いずれも、けがの程度は分かっていません。 　 救急車を運転していた３０代の男性職員とほか２人の職員にけがはありませんでした。 　 また、急病で搬送中だった患者は駆け付けた別の救急車で搬送されましたが、病状やけがの有無などは分かっていません。 　 この事故で、救急車は病院への到着が８分遅れたということです。 　 海津市消防本部は「安全運転を徹底し、交通事故の再発防止に努めてまいります」とのコメントを発表しました。 　 警察が事故の原因を詳しく調べています。