センバツ高校野球 八戸学院光星VS関東一、青森山田VS京都国際 初戦相手決まる 18日開幕 /青森
◇学法石川は健大高崎と 第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が8日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われ、1回戦の対戦相手が決まった。八戸学院光星(青森)は18日の開幕試合で関東一(東京)と対戦する。青森山田は京都国際との顔合わせ。開会式で橋場公祐主将が選手宣誓する。学法石川(福島)は健大高崎(群馬)と対戦する。【江沢雄志、藤倉聡子】 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち ◇開幕試合は幸せ 八戸学院光星は開会式直後の試合(午前10時半開始予定)を引き当てた。対する関東一は昨秋の明治神宮大会で3連覇を狙った大阪桐蔭を破り4強。2012年のセンバツ準決勝では、光星が6―1で勝っている。甲子園の開幕戦は3回目。15年春は九州学院(熊本)、19年夏は誉(愛知)に快勝した。仲井宗基監督は「甲子園100周年の年の開幕試合とは、ありがたい。選手には幸せをかみしめ、自分たちの野球をしてほしい」と話した。 ◇先制点守る形を 8年ぶり3度目の出場となる青森山田は、大会第4日の21日、第3試合で京都国際(京都)との初戦を迎える。エース関浩一郎(2年)、桜田朔(同)の2枚看板を中心に守備でリズムをつくり、4番原田純希(同)らの勝負強い打撃でセンバツ初勝利を狙う。兜森崇朗監督はロースコアのゲームを予想。「守りが堅く近年甲子園での活躍もある手ごわい相手だが、なんとか先制点をとってリードを守り切る形をつくりたい」と話す。 ◇選手宣誓に驚き ○…開会式の晴れ舞台といえば選手宣誓。今年は青森山田の橋場公祐主将=写真=が大役を担うことになった。組み合わせ抽選後、南から32代表校の主将が順番にくじが入った封筒を引き、「(当たりは)残っていないだろう」と手にした封筒の中には「選手宣誓」と書かれた紙が。「最初は本当にびっくりして、その後不安と緊張が押し寄せてきた」と正直に明かしたが、「能登半島地震、大会と甲子園球場の100年の節目にも触れながらしっかり考えたい」と意欲は十分だ。