将来婚活で無双するために、仕事を頑張っています。女性が結婚相手に求める収入って、どれほどなのでしょうか?
婚活中の人は、結婚相手に何を求めているのでしょうか。結婚相手に求める条件は、男女で違いが見られました。男性側から見ると、女性はどれくらいの収入がある人を理想としているのか、気になるところでしょう。 本記事では、令和5年に実施された恋愛や結婚に関する2つのアンケートをもとに、結婚相手に対して求める年収や貯蓄がどれくらいなのかを紹介します。
結婚相手に求める条件とは
明治安田総合研究所が全国の18~54歳までの男女7453人に対して実施した「2023年恋愛・結婚に関するアンケート調査」をもとに、男女の結婚観を見てみましょう。 結婚するにあたって譲れない条件を上位3つまで尋ねた質問では、男女ともに最も多かったのが「話・価値観が合う」でした。2番目が男女ともに「一緒にいて楽しい」です。3番目は男性が「ルックス・見た目の印象」と答えたのに対し、女性は「収入等の経済力」と答えており、性差が現れています。 結婚相手に対して求める最低年収は、全体平均が461万5500円で中央値は400万円でした。男性から女性に対して求める最低年収は、平均が372万6300円で中央値は300万円です。女性から男性に対して求める最低年収は、平均が550万3900円で中央値は500万円の結果となりました。 また、求める最低貯蓄額は平均が633万400円で中央値は300万円です。男性から女性に対しては、平均が502万1700円で中央値は200万円であったのに対し、女性から男性に求めるのは平均が763万7900円で中央値は500万円でした。
結婚後は共働きが増えている
結婚相談所ネットワークを運営する株式会社IBGが婚活中の25~39歳までの男女に尋ねたアンケートによれば、結婚相手に求める年収として男性は500万円までとした人が47.0%と最も多くなりました。 次に多かったのは300万円までとした人で30.9%です。女性は500万円までとした人が42.7%と最も多く、2番目は700万円までとした人で37.4%でした。結婚相手への年収は、女性から男性にだけではなく、男性から女性にも求めていることが注目されます。 内閣府の「令和5年版男女共同参画白書」によれば、妻が64歳以下の世帯において、専業主婦世帯の数と共働き世帯の数は1995年(平成7年)を境に逆転しました。 2022年(令和4年)には共働き世帯が1191万世帯であったのに対し、妻が専業主婦世帯は430万世帯まで減少しています。共働き世帯は専業主婦世帯の約2.8倍に及んでいることから、結婚後も夫婦で働いていくことを前提として考える人が増加傾向にあるといえるでしょう。 先のIBGのアンケートでは、理想の世帯年収についても調査しています。男性は700万円までと答えた人が最も多く26.0%、2番目が1000万円までと答えた人で20.5%となりました。一方、女性は1000万円までと答えた人が25.9%と最も多く、2番目が700万円までと答えた人で25.6%となっています。
相手に依存しすぎず男女双方が働いて貯蓄していくことが大切
共働き世帯の増加により、結婚相手に対する年収は女性から男性だけでなく男性から女性に対しても求める人が増えています。男女双方が相手に依存しすぎず、コツコツ働いて家庭を築くことが大切です。 出典 明治安田総合研究所 2023年 恋愛・結婚に関するアンケート調査 IBJ 婚活者が描く「理想の世帯年収」を調査(PR TIMES) 内閣府男女共同参画局 令和5年版男女共同参画白書 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部