JR東、旅客需要増加続き上方修正
JR東日本は2024年3月期の業績予想を上方修正し、純利益は前期比66%増の1650億円になりそうだと発表しました。従来予想は前期比38%増の1370億円でした。配当も上方修正します。旅客需要が増加したことに加えて、資源価格の高騰が一服したことが寄与しました。 売上高は13%増の2兆7120億円、営業利益は前期のおよそ2倍の3100億円としました。従来予想はそれぞれ2兆6960億円、2700億円で、いずれも引き上げました。配当についても増配を発表し、1株あたりの年間配当額は110円から125円に増配します。また、株式分割を実施することを発表しました。3月31日を基準日とし、1株を3株に分割します。24年3月期の期末配当は分割実施前の株式が対象です。 合わせて発表した23年4~12月期の売上高は前年同期比16%増の2兆10億円、純利益は2.6倍の1852億円でした。