東京・町田と横浜で共通手口の強盗4件…4人組がバイクに分乗しヘルメットで殴打、いずれも10代か
18日未明から早朝、東京都町田市と横浜市で4人組の男らによる強盗事件が4件相次いだ。事件は半径約7キロ圏内で発生。バイクに分乗し、ヘルメットで殴る手口などが共通しており、警視庁と神奈川県警は同一グループの可能性があるとみて調べている。
県警の発表によると、午前3時50分頃、横浜市旭区矢指町の病院敷地内で、4人組が通勤してきた病院職員男性(62)に「金を出せ」と脅し、ヘルメットのようなもので頭を殴って財布を奪って逃げた。男性は頭に軽傷を負った。
午前4時35分頃には、約5キロ離れた同区川島町の路上で、自転車で通勤中の会社員男性(65)が頭を殴られ、現金6000円入りのショルダーバッグを奪われた。午前5時5分頃には同市西区西平沼町の路上で、通勤途中の会社員男性(53)が顔をヘルメットで殴られて軽傷を負い、現金4万6000円などを奪われた。
東京都町田市鶴間の路上でも午前6時頃、通行人の40歳代男性に4人組が後ろから近づき、ヘルメットのようなもので頭を殴って、現金約2万4000円を奪ってバイク2台で逃げた。男性にけがはなかった。警視庁町田署の発表によると、4人はいずれも10歳代とみられ、上下黒色の服装。男らの一部はバンダナなどで口元を隠していた。