大阪府・松井知事が定例会見1月10日(全文1)景気は気から、具体的にする
次に、大阪鶴見の花き地方卸売市場の輸出対応型施設の完成についてです。鶴見花き市場は全国2位の花卉の取扱高を有し、北米に向けた切り花の輸出では国内の市場の約9割を占めています。このたび、鶴見花き市場の卸売業者であります株式会社なにわ花いちばが長期出荷に対応できるように除湿、除菌、梱包などを1カ所でできる花卉の輸出対応型施設を整備されました。整備に当たっては国の施設整備事業を活用し、府が補助を行いました。本施設により、同社は現在約2億円の輸出額を平成33年には5億5000万まで拡大を目指すということであります。12日10時から初荷式があり、私も出席いたしますので積極的な取材をお願いいたします。
関西大学および近畿大学の2大学との包括連携協定を締結について
最後にこのあと16時から、公民連携の一環として関西大学および近畿大学の2大学と、それぞれ包括連携協定を締結いたします。私立大学との提携は今回が初めてとなります。両大学には共通して学生への府政のPR、子供の貧困対策に協力いただくほか、関西大学とはベンチャー人材の育成、近畿大学とは大阪産(もん)ブランド化などに連携して取り組みをいたします。締結式には私も出席しますので、皆さんの取材をお願いいたします。僕からは以上です。 司会:それではご質問をお受けしたいと思います。まず初めに幹事社の日経新聞の【コイズミ 00:05:18】さん、よろしくお願いします。
防災訓練関係について
日本経済新聞:幹事社、日経新聞です。今年もよろしくお願いします。防災訓練の関係なんですけど、訓練そのものは非常に重要なことだと思うのですが、一方で家庭内の備蓄とか、家庭で個々人ができる備えというのもあると思います。国は家庭内備蓄を1週間と推奨していると思いますけれど、まだこういったことについては日本全国の【ト**** 00:05:48】でも周知が、普及が進んでいないというふうに思うんですが、そこら辺は行政としてどういうふうに取り組んでいくか、【*********00:05:56】。 松井:まず、大阪府としては大規模災害時に備えて市町村と連携をして、食品や生活必需品など11品目については備蓄しています。ただ、大規模災害時には公助だけでは限界がありますので、府民の皆さんには家庭における備蓄や地域での防災活動への参加など、自助、共助をお願いしているところです。現在NTTタウンページへの掲載など、公民連携した防災啓発を行っておりますが、よりいっそう、事業者の協力を得て啓発に取り組んでいきます。