駒木根葵汰“羽山”、新原泰佑“白崎”と思いが通じ合う姿に幸せ気分…「胸がいっぱい」の声<25時、赤坂で 最終回>
駒木根葵汰、新原泰佑がW主演を務める木ドラ24「25時、赤坂で」(毎週木曜夜0:30-1:00ほか、テレ東系ほか)の第10話が6月20日に放送された。羽山(駒木根)と白崎(新原)がついに思いが通じ合う様子が描かれて幸せな気分に包まれ、SNSでも「もうずっと幸せでいてくれお前ら」「9回の涙、切なさから一転して、 happy! 拍手!」「ほんっと多幸感。胸がいっぱい」といった声が寄せられていた。(以下、作品のネタバレを含みます) 【写真】パジャマで見つめ合う羽山(駒木根葵汰)と白崎(新原泰佑) ■「25時、赤坂で」とは 同作は夏野寛子による同名漫画を原作に、芸能界、俳優同士の恋愛を切なく美しく描くラブストーリー。新人俳優の白崎由岐は、大学の先輩で人気俳優・羽山麻水が主演するBLドラマ「昼のゆめ」の相手役を務めることになり、“役作りのための恋人関係”を結ぶ2人を描く。 人気俳優で白崎の大学の先輩でもある羽山を駒木根、新人俳優で気が強くて不器用なところのある白崎を新原が演じる。また、羽山の同期で「昼のゆめ」の共演者・佐久間はじめ役に宇佐卓真が、佐久間の後輩で同じく「昼のゆめ」の共演者・山瀬一真役に南雲奨馬が扮(ふん)する。 そして、新原演じる白崎のマネージャー・篠田翔太役に橋本淳、羽山のマネージャー・明野圭役に片山萌美。さらに、羽山と白崎のとある重要なシーンに登場する三原望役を篠原悠伸が、「昼のゆめ」のプロデューサー・牧田大輔役を福津健創、ドラマオリジナルキャラクターで「昼のゆめ」監督・川田明日香役を今川宇宙が務める。 ■夜をともにした翌朝、白崎は羽山を置いて出ていく 新人俳優の白崎由岐はオーディションでチャンスをつかみ、大学の2年先輩で人気俳優の羽山麻水が主演する深夜ドラマ「昼のゆめ」の相手役として抜擢される。羽山の提案で二人は撮影が終わるまでの間“役作りのための恋人関係”を結ぶことになるが、一方的に白崎から恋人契約を解消する。 さまざまな思いがあふれる中、なんとか羽山の家を出ていこうとする白崎だったが、羽山はその手を引いてリビングへと連れ戻す。あふれる感情に歯止めが効かなくなった二人は、そのまま互いを激しく求め合い…。しかし翌朝、ある決意を固めた白崎は寝ている羽山を置いて出ていってしまう。 ■羽山「白崎くんのことだよ。忘れられない人って言うのは」 白崎は「一度だけでいいから麻水さんとしたかった…。やっぱり麻水さんは優しい。最後の最後にその願いを聞いてくれた」と心の中でつぶやく。葉桜の下、白崎が坂を登っていると羽山が息荒く駆け上がってくる。「なんで?」と驚く白崎に羽山は駆け寄って抱きつく。 「なんでいるんですか?」と言う白崎に「好きな人と寝て、朝黙って出て行かれたら凹むでしょ。追いかけて来ちゃダメなの?俺何か間違ってる?」と聞き返す羽山。白崎が「だって羽山さん、居るんですよね、忘れられない人。昨日しといてこんなこと言うのあれですけど、俺、自分のこと好きじゃない人と寝るとか無理だし…。え?今、好きな人って」と言って戸惑うと、羽山はほほ笑んで「白崎くんのことだよ。忘れられない人って言うのは、白崎くん。出てっちゃった理由って、それ?」と聞く。 白崎が「はい、そんな感じです」言うと、羽山は笑って力が抜けたように地べたに座り込む。「なんか昨日引かれることしちゃったかなって」という羽山の側に白崎も座り、「好きな人とできてうれしかったですよ、俺」ときょとんとしたように言う。羽山は笑って空を見上げてから白崎の肩に頭をもたげて「疲れた…」と言って甘えるのだった。 長い擦れ違いからやっと思いが通じ合った二人に、見ている方も胸なで下して幸せな気分に包まれた。SNSでも「もうずっと幸せでいてくれお前ら」「長年の思いが報われた感じで満ち足りた気持ちになってる」「2人とも末長くお幸せにね…」「ほっとして、座り込む羽山が可愛かった」「ほんっと多幸感。胸がいっぱい」といった声が寄せられた。 ◆構成・文=牧島史佳