党役職停止処分の自民・林幹雄氏が28日に政治資金パーティー 「政治活動の源」と説明
自民党派閥のパーティー券収入不記載事件で4月に党役職停止1年の処分を受けた林幹雄元幹事長代理が、28日に千葉市内で「勉強会」と称する政治資金パーティーを開くことが分かった。17日、取材に応じた林氏の秘書は「政治活動の源」とした上で、規模を縮小して開催すると説明している。 林氏の秘書はまず「不記載は軽率だった。林議員本人も反省し、この半年間、毎週末、支援者らにおわびの説明をしてきた」と強調。その上で「政治を行う上で、パーティーを開くのは個人の政治活動の源だ。30年近くやってきた。人件費の維持などのためにも、ご理解をいただきたい」として、1人2万円の会費制で弁当付きの「勉強会」を開くことにしたと説明した。 例年のパーティーは夜の時間帯で500~600人が参加するが、今回は200人程度に規模を縮小し、昼に開く。「パーティーから勉強会に切り替え、日ごろからお世話になっている地方議員や地元の支援者を集めて厳かに行う」という。 千葉県連内では桜田義孝県連会長(衆院比例南関東)も18日に個人の政治資金パーティーを都内で開く。