ファミマ埼玉初“こども食堂”開催 これまでJAグループ、コカ・コーラなど協力 今回は森永乳業とコラボ おにぎり、チキンなどイートインスペースで味わう 店員の高速レジ打ちに子どもら驚き
子どもたちの生活リズムが乱れやすい夏休みに「おなかの健康を学ぶ」をテーマにした「ファミマこども食堂」が24日、埼玉県川口市安行領根岸のファミリーマート川口神根店で県内で初めて開催された。 イトーヨーカドー春日部店が閉店へ “サトーココノカドー”半世紀の歴史に幕 11月24日が最後
同こども食堂は2019年4月から全国のファミリーマート各店舗で始まり、初年度は年間で約360回、延べ4100人の家族連れなどが参加した。コロナ禍は休止していたが、昨年5月の新型コロナウイルス感染症の5類移行を受けて再開した。これまでJAグループやコカ・コーラボトラーズジャパンなどと協力して野菜の収穫体験やペットボトルのリサイクルについて学ぶワークショップも同時開催している。今回は森永乳業とのコラボで8月末まで全国73店舗(24日現在)で順次開催する。 この日、川口神根店には近隣の小学生ら9人の子どもたちが参加。レジ打ちや商品陳列などの職業体験を行った後、おにぎりやチキン、ヨーグルトなどを店内のイートインスペースで味わった。 小学6年の高橋嘉乃さんは「飲み物を補充する場所が狭くて寒かった」と驚いた様子。同学年の原島妃花さんは「レジ打ちを店員さんがあんなに早くやっているのに驚いた」と笑顔だった。
子どもたち2人が参加した児玉亜希子さんは「普段なじみのあるコンビニだったので安心。夏休みは給食がないのでありがたい」と感謝した。店長の比嘉健一さんは「子どもたちの楽しそうな笑顔が見られて良かった。今後も継続していきたい」と話していた。