鈴木たろう

　その確率は0.001％。12月3日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」の第1試合では、伝説の役満・緑一色に見えるアガリがあり、ファンが盛り上がる一幕があった。 【映像】ほとんど緑一色なアガリ 　当試合は起家からU-NEXT Pirates・小林剛（麻将連合）、赤坂ドリブンズ・鈴木たろう（最高位戦）、KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり（連盟）、TEAM雷電・本田朋広（連盟）の並びで開始。東1局では本田が満貫・8000点、東2局では高宮が2000点、テンパイ流局後の東3局1本場では小林が4000点（＋300点、供託1000点）をアガった。対して、ここまで10戦4勝と好調なたろうは、南1局1本場でリーチ・一発・平和の3900点（＋300点、供託1000点）を獲得。そんな中で迎えた親番の南2局、たろうの配牌は六・七万、2・6・7筒、2・4・5・7・8・8索、南、西、發といったものだった。 　「この發は、親番のたろうは鳴くと思います」。2巡目に發が重なったことで放送席は予想したものの、たろうは3巡目に再び發を引いて暗刻に。そのままたろうは染め手へと進め、中盤には5・7索の形で6索を鳴き、3・4索待ちでテンパイさせた。その後、高宮から3索が捨てられ、たろうは「ロン」を宣言。役は發・混一色の40符3翻7700点（供託1000点）だが、解説が「アガった左側だけ見れば緑一色ですからね」とつぶやくと、ドリブンズグリーンを思わせるほぼ緑の並びには、ファンからも「パッと見緑一色」「緑一色もどき」「薄目で見れば緑一色w」「ほぼ緑一色」「ちょっと赤いのある」「手牌緑一色」「荒ぶるゼウス」「緑一色あったな」などと多くの投稿が寄せられた。 ※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ　2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 （ABEMA/麻雀チャンネルより）