前年ベスト4のフィスがムナールに逆転勝利で2回戦へ「第3セットでは最高のプレーができた」 [ハンブルク・オープン／テニス]

写真はフレンチ・オープン（フランス・パリ）でのアルトゥール・フィス（フランス）（Getty Images）

　ATPツアー公式戦「ハンブルク・オープン」（ATP500／ドイツ・ハンブルク／7月15～21日／賞金総額204万7730ユーロ／クレーコート）の男子シングルス1回戦で、第5シードのアルトゥール・フィス（フランス）がジャウメ・ムナール（スペイン）に5-7 6-3 6-1で逆転勝利をおさめた。 ～ハンブルク・オープンで初戦を突破した第5シードのフィス選手～ 　競り合いの末に第1セットを落としたフィスは第2ゲームでブレークしたリードを守って第2セットを取り返し、第3セットで4-0とリードを奪って突き放すと4-1から2ゲームを連取して2時間11分で試合を締めくくった。 「第1セットは非常に厳しかった。自分のプレーはかなりよかったと思うけど、彼（ムナール）が信じられないようなレベルでプレーしていた。早めにブレークすれば彼のレベルが下がるかもしれないと思い、第2セットでは落ち着いて集中力を維持しようとベストを尽くした」とフィスは試合後のオンコートインタビューで語った。 「第2セットで僕はいい仕事をして、勢いに乗ることができたと思う。第3セットでは最高のプレーができたよ」 　前年の大会で4強入りしたフィスは次のラウンドで、前日にジズー・ベルグス（ベルギー）を6-3 7-6(4)で破って勝ち上がったラスロ・ジェレ（セルビア）と対戦する。 　そのほかの試合では第2シードのオルガ・ルーネ（デンマーク）、第3シードのセバスチャン・バエス（アルゼンチン）、第7シードのルチアーノ・ダルデリ（イタリア）、第8シードのジャン・ジジェン（中国）、ドゥサン・ラヨビッチ（セルビア）、ユーゴ・ガストン（フランス）、予選勝者のマルコ・トゥルンヘリッティ（アルゼンチン）が2回戦に駒を進めた。