ビジネスチャット「LINE WORKS 4.1」、リアクションの見直しや掲示板・カレンダーなどのアップデートを実施
LINE WORKS株式会社は21日、ビジネスチャット「LINE WORKS」において、リアクション機能の見直しや、掲示板機能のアップデートなどを実施した新版「同 バージョン4.1」をリリースしたと発表した。 【この記事に関する別の画像を見る】 LINE WORKSは、広く普及しているチャットツール「LINE」に似たインターフェイスを備えた“ビジネス版LINE”。チャット(トーク)以外にも、掲示板、組織階層型アドレス帳、アンケート、ファイル共有など、ビジネスコミュニケーションに必要となるさまざまな機能が提供されている。 今回の新版では、まず、およそ2年前のメジャーアップデートで登場した「リアクション」機能を改善した。既存の“拍手”リアクションの代わりに、“驚き”のリアクションを追加して感情表現の幅を広げるなど、利用率や顧客フィードバック等をもとにリアクションセットの見直しを行っている。 掲示板機能では、投稿の作成時に、投稿者名として自分の所属する企業名やチーム/グループ名を指定できるようにしたほか、投稿の作成中に、一定期間経過ごとに作成中の投稿が自動保存されるようになった。またWebブラウザ版では、掲示板の投稿を閲覧する際に、開いている投稿のタイトルをタブに表示するといった改善も行われている。 さらには、掲示板の数が増えても必要な情報を探しやすいよう、画面左側のメニューデザインを変更。掲示板一覧上部の検索窓や、自分がマスターである掲示板のみ表示するフィルターを追加した。加えて、利用頻度の下がった掲示板を削除せずに非公開にできる「アーカイブ機能」を追加している。 カレンダーでは、Webブラウザ版とiOS版でデザインを改善した。Webブラウザ版では、予定のプレビュー画面と予定の詳細画面において、各入力項目のラベルをテキストからアイコンに変更。予定のプレビュー画面から予定のコピーが直接可能になる、メンバービューに会社カレンダーの予定を表示する、といった機能も追加されている。 一方のiOS版では、縦のけい線の削除、日付のフォントサイズ変更、スケジュール同市の間隔の調整、タスクとスケジュールの表示位置をそろえるなど、全体的な調整を行ったとのこと。
クラウド Watch,石井 一志