川真田紘也とジョシュ・ホーキンソン

　Bリーグの今季開幕会見が24日に都内で開催され、SR渋谷のジョシュ・ホーキンソン（29）ら今夏のパリ五輪で活躍した日本代表選手たちも出席した。 　日本は1次リーグ全敗で無念の敗退となったが、その中で強烈な存在感を放ったのがホーキンソン。NBAのスターたちが多く出場した今大会を通じて、平均リバウンドでニコラ・ヨキッチ（セルビア）に次ぐ堂々の2位タイにランクイン。1次リーグの3ポイントシュート成功率は驚異の75％でケビン・デュラント（米国）以下を抑えてトップとなり、世界に「ホーキンソン」の名を知らしめた。 　この日の会見でホーキンソンは、パリ五輪の激闘を振り返り「五輪ではチームとしての目標を達成できなかった部分はある」と悔しさをのぞかせつつも「全世界のタレントのある選手たちとプレーできて、マッチアップできた」と収穫も口にした。 　その上で「そこで培った経験をBリーグに戻ってしっかり還元したいと思っている。チームとしてはプレーオフ進出は絶対に成し遂げたい」と今季の飛躍を誓った。 　同じく代表としてパリ五輪を戦った三遠の吉井裕鷹は「勝ちたかったですね。惜しかったです」と、A東京のテーブス海も「五輪は個人としてもチームとしても悔しい結果になってしまった」と語った。 　NBA級のプレーを見せたホーキンソンが、Bリーグでどんな活躍を見せるのか楽しみだ。