マイケル・マン監督がアダム・ドライバーの命懸けの役づくりを絶賛 映画『フェラーリ』
F1界の“帝王”と呼ばれた、エンツォ・フェラーリの情熱と狂気に満ちた生き様を描く衝撃の実話、映画『フェラーリ』。この度、迫真の本編映像を交えながらアダム・ドライバーとマイケル・マン監督が感じた、エンツォ・フェラーリの情熱と狂気、そして命がけの撮影秘話を明かす特別映像が公開された。 イーストウッド、スピルバーグ、スコセッシ、ジャームッシュ、そしてリドリー・スコットら、錚々たる巨匠たちから引く手あまたの、今最も信頼篤い演技派といえる俳優アダム・ドライバー。元海兵隊員という異例のキャリアを持ち、その強靭な精神力で様々なキャラクターを憑依させてきたアダムは、本作でもエンツォの人生を徹底的に調べ上げ「エンツォの原動力は敗北感や屈辱だ。僕もこの業界にコネが無かったが演技への情熱や自信を頼りに突き進んでいった。彼の厳しさや野心、目前のことへの没頭感に共感した」と振り返る。 マイケル・マン監督も撮影を振り返り「アダムの中にエンツォがいた。アダムはエンツォの心の状態や彼が周囲に抱く感情を再現していたよ」とその憑依ぶりと役者魂を絶賛。 さらに、役作りのため実際のレース場でフェラーリでの走行に挑戦したアダムは「高速で走りながらカーブの頂点を探る。少しのロスが記録に響くんだ。レースでの集中力を知り彼を理解した。ビジネスへの姿勢やレーサーとしての精神をね。1秒でも気を抜けば死に直面すると思った」「的外れでも自分の演技を知るために挑戦するのは大切だ。満足のいくシーンの決定権は監督にある。僕はタイミングを逃さず全力を尽くすだけだ」とまさにエンツォ・フェラーリのごとくストイックかつ命知らずな役者観を語る。 映画『フェラーリ』は、2024年7月5日(金)より全国ロードショー。
otocoto編集部
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