4年ぶりのセンバツ同時出場“星稜”と“航空石川”「感謝の気持ちを伝えたい」馳浩石川県知事を表敬
3月18日に開幕する春のセンバツ高校野球。北信越代表として石川県からは星稜と日本航空石川が出場します。28日、両チームが県庁を訪れ甲子園での活躍を誓いました。 【写真】県庁を訪れた星稜と航空石川の選手 県勢の同時センバツ選出は、コロナ禍で中止になった2020年以来4年ぶりです。馳知事は「震災で厳しい状況の中ではあるが、選手たちには北信越代表として日頃の成果を発揮し、たくさんの方々の思いを胸に挑んでほしい」と両チームを激励しました。 その後、両校の主将が報道陣の取材に応じ、星稜の芦硲晃太さんは「春は一からチャレンジャーの気持ちでもう一度日本一をとれるようにチーム一丸となって頑張りたい」と話していました。 一方、航空石川の寳田一慧さんは「地震があり今まで以上にたくさんの方に応援していただいて支えられて自分たちができていることを実感した。たくさんの方々に感謝の気持ちを伝えられるよう頑張っていきたい」と答えていました。 日本航空石川は地震の影響でグラウンドが使えず系列校のある山梨県で練習を続けています。また、部員が揃って練習できたのは2月中旬からだということです。 航空石川・中村隆 監督「生徒たちには思い切りプレーさせてあげたい。その先に被災された方など、いろいろな方に届けられることができれば一番いい」 32校が出場する春の選抜高校野球大会は来月8日に組み合わせ抽選会が行われ、来月18日に開幕します。
北陸放送