「今の人生の満足感が高くて…」“好きを仕事に”共同浴場の番頭になった34歳の“幸せな暮らし”
常連さん 「お兄ちゃんなんて友達と同じ。聞いてらっしゃい。ね!お兄ちゃん友達だよね!」「今度飲みに行きましょうか!あそこで」 門田和也さん 「いいっすね!」 ―門田さんはどんな管理人? 「えっとね、親しみを持てる人柄っていうのかな、一言で言うと」 門田和也さん 「言われると言われたで照れますね…」 人と触れ合いも温かい共同浴場。 門田さん、以前とは違った価値観が芽生えています。 門田和也さん 「こっちに来てからは、ある意味“タイミングよく”コロナウイルス禍で、そういうこと(イベント)ができなかったんです。そういうことをしてなくても、何か必要とされている世界がここにあって、『綺麗にしてくれてありがとう』とか何かそういう一声でもそうなんですけど、この地域の場所で働いて地域の中で溶け込めればそれで十分なんだなって思えたのは、こっち来てからの気づきかなって」 湯沢町に移住して4年。門田さんは雪国の生活にも慣れてきました。楽しんでいるのは、雪の上をスケートのように滑るスキースケート! 門田和也さん 「仕事前とかに滑るので、身軽にちょっと滑りに行きたいってときにスキー板だといろいろ持って大変なんで、こういう短い方で滑っています。フィギュアスケートっぽく連続で回転するというか、技みたいなのに挑戦できるのもなんかいいなと思っているところ」 ウインタースポーツの話題で、お客さんとの会話も弾みます。 「好き」を「仕事」にした人生です。 門田和也さん 「移住っていうのは、何か自分の価値観のすり合わせみたいなところだと思っていて、自分が合う場所探しみたいな感覚だと思っているので、相当に僕、今の人生の満足感が高くて、他に何か望むものあるかな…くらい高くて。だからホント、今幸せっすね、普通に」
新潟放送