オーディション落選→翌日、驚きの行動に…“脱落メンバー”だったTWICEモモ(28)が韓国でトップアイドルになるまで《インスタフォロワー数1位》
11月9日、TWICEのモモが28歳の誕生日を迎えた。高いレベルを要求されるK-POP界において“ダンシングマシーン”とも呼ばれるほどの実力を有し、インスタグラムフォロワー数が日本人で1位という人気を誇るモモ。 【秘蔵写真】オーディションでまさかの“落選”…色っぽすぎる当時20歳のTWICEモモを見る かつてはオーディションで落選が続いた彼女が、トップアイドルになるまでの道のりとは? 韓国エンタメウォッチャーで、ライターのK-POPゆりこ氏が読み解く。 ◇◇◇
第3世代ガールズグループの「覇者」TWICEの強さ
筆者はTWICEを数少ない“ガールズK-POPの覇者”だと思っている。それは一体、どういうことか。2010年代から始まる「第2世代」と呼ばれるK-POPの本格的ブーム以降、栄枯盛衰の字の如くあらゆるグループがトップの座を目指しては消えていった。その中で「時代を制した」「頂点に立った」と言えるグループが数年に一度の頻度で現れる。ボーイズグループは特に顕著でわかりやすく、東方神起、BIGBANG、EXO、そしてBTSは誰が見ても“王座に座った”グループではないだろうか。 一方、ガールズグループは序列争いよりも、棲み分けをしながら共存していく傾向がある。それでも数年に一度、圧倒的な人気と存在感を持つ“クイーン”は現れる。まずは少女時代、これは文句なしだろう。では彼女たちの後継者は誰だったのか――私個人の意見ではK-POPの枠を超えた大衆的な(ここ重要!)人気と知名度、ブランドの持久力という点でTWICEに1票を投じたい。BLACKPINKと共に第3世代ガールズグループの「双璧」として今もなお存在感を放つ。
日本人が3名も所属するのは異例のことだった
TWICEを語るのに欠かせないのは、3人の日本人メンバー、ミナ、サナ、モモの存在だ。日本人がK-POPアイドルになることは今でこそ珍しくないことだが、TWICEがデビューした2015年の段階では前例はわずか。K-POPガールズグループ史を振り返ってもS.E.Sのシュー、Sugarのアユミ(後にICONIQ、伊藤ゆみとして活動)、Ladies' Codeのリセ(交通事故で逝去)など韓国にルーツを持つ日本出身メンバーはいたものの、ひとつのグループに3名もの日本人が所属するのは異例のことだった。