ソフトバンク仲田慶介、スイッチヒッターでの打撃&内外野の守備「全部トップレベルに」
ソフトバンクの仲田慶介内野手(25)が、みやざきフェニックス・リーグを成長の場と捉え、精力的に体を動かしている。スイッチヒッターとしての打撃、内外野の守備を含めて「全部トップレベルにできるように」と意気込む。 ■まるで映画のワンシーン、球場入りする柳田悠岐【写真】 開幕前に育成から支配下入りした今季は24試合に出場し、打率2割1分4厘。同じく24試合に出場したウエスタン・リーグでは、9月に出場22試合で4割2分9厘の高打率をマークした。明石健志2軍打撃コーチのアドバイスもあり、投球のラインに対してバットの芯を当てるように心がけたという。「シンプルなイメージで(打席に入り)ミスショットがなくなった」。ファウルしていた球も捉えられるようになった。 この期間は、いい打撃の感覚を自分のものにするだけでなく、自分のバット以外に重さの違う3種類のバット使い、スイングスピードも上げていく練習をしている。さらに内外野を守る守備では、特に遊撃手と外野に力を入れている。 韓国・サムスンライオンズ戦が雨天中止となった14日は、宮崎市の木の花ドームでの全体練習で汗を流すと、宿舎に戻ってからもウエートトレーニングや体のケアに時間を割いた。「やることはたくさんある。秋のキャンプ前に向上できるように」。今季1軍を経験し、手応えとともに自らに足りないものも痛感しただけに、貪欲に課題と向き合う。(浜口妙華) 【#OTTOホークスファーム情報】
西日本新聞社