わずか数分で・・・ストーブ火災に注意!消防が実験公開【新潟】
県内でも冷え込みが強まる中、気をつけたいのが『ストーブによる火災』です。消防が実験を公開し、注意を呼びかけました。 【動画】わずか数分で・・・ストーブ火災に注意!消防が実験公開【新潟】 ■庭山陽平記者 「燃えました、燃えました。まだ4分経っていませんが、トレーナーは丸焦げです。」 電気ストーブに衣類などがかぶさることで起きる火災。新潟市消防局が、冬の建物火災の原因で最も多いストーブによる火災の実験を公開しました。 こちらは石油ストーブを使った実験です。 ■庭山陽平記者 「近くで干していた洗濯物がストーブの上に落ちてきた想定です。1分も経っていないのですが、白い煙が出てきました。」 次第にタオルが焼け焦げ…開始から5分ほどで火がつきました。 ■庭山陽平記者 「かなり煙がすごい状況です…。6分半ほどで完全に燃えあがってしまいました。」 このほか、石油ストーブの下にたまったホコリが原因で火災につながる実験も公開されました。 ■新潟市消防局予防課 渡部倫也課長補佐 「洗濯物を(ストーブの)上にかけてしまえば、当然乾きやすい。ただ乾いてしまうと軽くなって、落ちてきて覆い被さって出火するとか、カーテンの近くでカーテンに燃え移るということがあるので、使用する場所を選んで使っていただきたい。」 新潟市では、今年ストーブによる火災が7件発生していて、消防は「出かけるときや給油するときは、スイッチを切って必ず火を消してほしい」と呼びかけています。