能登の食材使った朝食楽しんで 「能登つ猛進」金沢のホテル3店舗で提供
金沢市内のホテルで飲食店を経営する「能登つ猛進」(同市)は7日までに、3店舗で能登の食材を使った朝食の提供を始めた。能登半島地震から1年が経過し、被災地の支援と災害の風化防止につなげる。 提供するのはホテルマイステイズプレミア金沢2階「波の花」、ホテルマイステイズ金沢キャッスル1階「まれ」、ダイワロイネットホテル金沢MIYABI1階「さかなや珠洲」の3店舗となる。 メニューには、能登産の卵を使った卵かけご飯や、だし巻き卵のほか、魚醬(ぎょしょう)「いしる・いしり」で味付けした焼き魚などを用意する。このほか、治部煮などの石川の伝統料理を味わえるメニューもある。 ●復興支援で社名変更 能登つ猛進は昨年末、「オールダッシュレストランシステムズ」から社名を変更した。輪島市門前町出身の浦崇典代表が、能登の復興支援に全力を注ぐ気持ちを込めて、「猪突猛進」にちなんで名付けた。浦代表は「少しでも能登を身近に感じてもらい、復興の機運を高めたい」と述べた。