競泳鈴木が銅メダル 上地、田中組は決勝進出
パリ・パラリンピック第7日(3日)競泳の男子200メートル自由形(運動機能障害S4)で鈴木孝幸(ゴールドウイン)が今大会3個目のメダルとなる「銅」を獲得した。 車いすテニス女子ダブルスの上地結衣(三井住友銀行)田中愛美(長谷工コーポレーション)組は中国ペアとの準決勝に勝って決勝に進み、銀メダル以上が確定。男子ダブルスの小田凱人(東海理化)三木拓也(トヨタ自動車)組は準々決勝で韓国ペアを下し、準決勝に進出した。 卓球女子シングルス(知的障害)準々決勝で、和田なつき(内田洋行)はブラジル選手、古川佳奈美(えん・コミュニケーションズ)はウクライナ選手にそれぞれ勝って準決勝進出。3位決定戦がないため、ともに銅メダル以上が決まった。 ボッチャのチーム(脳性まひ)で1次リーグA組の日本は2連勝し、組1位で準々決勝に進んだ。ペア(運動機能障害・脳性まひBC3)の日本は2連敗で1次リーグ敗退。ゴールボール女子の日本は準々決勝でブラジルに0―2で敗れ、カナダとの5、6位決定戦に回った。
鈴木孝幸の話 正直(メダルが)一番厳しい種目だと思っていたので本当にうれしい。想定通りに泳げた。経験のある選手ならではのいろんな引き出しを出してみた。 上地結衣の話 自分たちのペースを崩さずに最後までプレーができたことにびっくりしている。もう少し中国ペアに動かされると想定していた。しっかりと準備をした結果。良かった。 田中愛美の話 決勝に進んだという実感があまりない。(ポイントの)一本一本に集中して、プレッシャーを考えずに試合に臨めたことは良かった。(共同)