「Linux」でtreeコマンドを使用してディレクトリーをツリー表示するには
3. 「Arch」ベースのディストリビューションにtreeをインストールする Archベースのディストリビューションにtreeをインストールするには、ターミナルウィンドウを開いて、以下のコマンドを実行する: sudo pacman -S tree 4. treeの使用を開始する ターミナルウィンドウから以下のコマンドを実行する: tree 5. 色を追加する 結果がカラーで表示されない場合は、以下のようにオプションを追加する: tree -C 現在の作業ディレクトリーにあるフォルダーとファイルのツリービューが表示されるはずだ。 6. 特定のフォルダーを表示させる ホームディレクトリーでtreeを実行すると、多数のファイルとフォルダーを含む長いリストが表示されるかもしれない。上にスクロールして、探しているものを見つけてもいいし、特定のフォルダーの中身を表示させることも可能だ。 例えば、~/Musicに多数のファイルとフォルダーがあり、特定のフォルダー(ここでは「Rush」)の内容を表示させたいとしよう。それを行うには、以下のコマンドを実行する。 tree ~/Music/Rush treeコマンドは、指定されたフォルダー内の階層のみを表示する。 ほかにも以下のようなオプションがある: tree -d - ディレクトリーのみを一覧表示する tree -f - 各ファイルのフルパスを表示する tree -o NAME - 出力をファイルに送信する(NAMEはそのファイルの名前) tree -Q - すべてのファイル名を二重引用符で囲む tree -D - ファイルの最終変更日を表示する treeで使用できるすべてのオプションを確認したい人は、以下のコマンドを実行して欲しい。 man tree treeを使用すれば、GUIがなくても、Linuxでファイルやフォルダーを簡単に確認することが可能だ。筆者はこのツールを頻繁に使用している。作業の効率を少し高めたい人や、ドライブの階層内でファイルやフォルダーをもっと簡単に確認できるようにしたい人は、ぜひ試してみてほしい。 この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。