「フェイクニュースだ」ルーマニアを騒がせた元バルサMFの“替え玉疑惑”をクラブが完全否定!「拡散したメディアの姿勢は受け入れられない」
バルサのトップチームで1試合プレー
現地時間5月12日、ロンドン在住のジャーナリストであるダニエル・センドル氏が、自身のフェイスブックで衝撃のニュースを報じた。ルーマニア1部リーグのディナモ・ブカレストに所属するMFのエドガル・イエが、双子の弟であるエデリノ・イエを、自身と偽って数試合プレーさせたというのだ。 【PHOTO】 ジンチェンコの妻、ヴラダ・セダンの厳選フォトを一挙公開! この一報はルーマニア国内のみならず、『BBC』や『マルカ』なども大々的に報じ、世界中に拡散された。しかし、エドガル本人はメディアの取材に対し「フェイクニュースだ。絶対にそんなことはしていない」と全否定した。 そんな中、翌13日に渦中のディナモ・ブカレストが公式サイトで声明を発表し、疑惑を完全に否定した。声明文には以下の内容が書かれている(一部抜粋)。 「UTAアラド戦の当日にフェイスブックで伝えられたフェイクニュースは、国内メディアによって瞬く間に拡散され、BBCやマルカなど国際的な報道機関で取り上げられた。我々がエドガル・イエではなく、彼の双子の弟であるエデリノ・イエをプレーさせたという疑惑は根も葉もない話であり、これはクラブに対する中傷だ。エドガルはトルコの連盟が発行した国際移籍証明書を受け取り、FRF(ルーマニアサッカー連盟)とFIFAからの認証を受け、そしてLPF(ルーマニアプロサッカーリーグ)によって登録され、入国管理局から登録証明書を受け取った。彼がルーマニアに滞在した記録を国が持っているということが、なによりの証拠である」 続けて「ディナモ・ブカレストは、クラブのイメージに重大な損害を与えたとして、この誤った情報を報じた記者に対して、法的な手続きを開始した。また倫理的な観点から、この嘘を拡散した一部メディアの姿勢は受け入れられない」と、疑惑を報じた記者への法的措置を明らかにするとともに、疑いもなく情報を拡散したメディアの報道姿勢にも疑問を呈している。 ギニア・ビサウ生まれのエドガルは、ポルトガルの名門スポルティングの下部組織でプレーした後、2012年にバルセロナへ移籍。Bチームが主戦場だったが、14-15シーズンにはコパ・デル・レイで1試合だけトップチームでプレーしている。その後フランスやオランダ、トルコを経て、今年2月にディナモ・ブカレストに加入した。なお、弟のエデリノは現在無所属となっている。 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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