流産を公表して涙ぐむトリナ・マクギー（画像はタムロン・ホール・ショー公式YouTubeチャンネルから）

　米俳優トリナ・マクギーが9月24日、54歳で身ごもった第4子を流産したとトークショーで公表。「この年齢で妊娠を経験できたことに感謝しています」としつつ、ベッドから出られないほどのうつ状態だったとつらい心境を明かしました。 【画像】妊娠中のトリナ

3子はいずれも成人済み

　9月に誕生日を迎え現在は55歳となったトリナは、トーク番組「Tamron Hall Show」のインタビューで「赤ちゃんを失いました。予想外のことで、はっきりとした理由は分かりません」と発表。妊娠初期が終わるタイミングでの流産だったとしています。 　トリナは6月、現在の夫で俳優のマルチェロ・テッドフォードとの間に子を授かったことを、「54歳の若さで妊娠に気が付きました。無事に出産できるよう祈ってください」とInstagramで公表。前夫との間に授かった3子は33歳から26歳といずれも成人済みで、夫婦にとって初めての子となるはずでした。 　トリナは、1990年代の人気ドラマ「ボーイ・ミーツ・ワールド」でアンジェラ・ムーア役を演じて人気を博し、2015年には続編「ガール・ミーツ・ワールド」にも同じ役で登場。54歳での妊娠は大きな話題となり、SNSでは多くの祝福と驚きの声が寄せられました。 　しかし流産後は、そうと知らない多くの女性からお祝いを含む声をかけられることがつらかったと涙ながらに明かし、もともと積極的に不妊治療をせず自然に任せた結果の「奇跡」だったこともあり、再び妊娠を目指すかは分からないとコメント。「もうこんな思いをしたくないという気持ちがある」「結局、ただお互いを大切にしようということだけ。何か起きるのならありがたいけれど、不安はもうたくさん」としています。 　トリナの告白には多くの反響が寄せられ、「あなたが強くいられるよう、心を病まないように祈ります」「とてもきれいな55歳。50代で再び妊娠を目指すとしても、それはあなたの自由だよ」「老いも若きも、女性はいろいろ経験することがあるよね」と多くのあたたかな声が寄せられています。