返礼品に鬼太郎マンホールのふたレプリカ 境港市ふるさと納税50万円寄付で
境港市は30日、水木しげるロードに設置している水木さんの代表作「ゲゲゲの鬼太郎」をデザインした下水道マンホールのふたのレプリカをふるさと納税の返礼品にすると発表した。水木ロードにちなんだ返礼品の第2弾で、50万円を寄付した人を対象に同日から受け付けを始めた。 水木ロードの車道には、目玉おやじを頭に乗せ、一反木綿にまたがる鬼太郎をデザインしたマンホールのふたが13カ所に設置されている。 本物は直径60センチ、重さ44キロあり、レプリカはそれぞれ42センチ、17キロに縮小。本物と同じ鋳鉄製で、デザインもほぼ同様となっている。5個限定で制作した。 市は8月、水木ロードで夜間に投影している妖怪影絵のガラス投影板のレプリカを5個限定で返礼品とし、これまでに4件の応募があった。 伊達憲太郎市長は「境港市ならではの返礼品であり、ふるさと納税に注目してもらおうと制作した。年間4億円前後で推移している寄付額の増加につなげたい」と話した。 市はマンホールのふたが好評であれば、水木ロードに設置している下水道の公共升のふたのレプリカを返礼品とすることも検討する。
日本海新聞