「誰かのために戦う選手は強い」オリックス・ドラフト1位『麦谷祐介選手』関東強豪高校に馴染めず中退 その挫折から麦谷選手を救った転校先の恩師の存在【ヒーローインタビュー】
(打撃は)だいぶ変わりましたね。いろんな器具も監督が取り入れてくれますし、振り負けないっていうのが一番ですけど、長打力を一番磨きたいなと思って、それにも効きました。 ■後輩からため口?「そっちの方がいいですね」 そんな麦谷選手の人柄は?後輩に聞いてみると。 後輩: このままですね。明るいキャラクターです(笑)。 横から後輩に麦谷選手が…。 麦谷祐介選手(富士大学): 「尊敬してます」「いつもご飯連れていってくれます」「野球教えてくれます」「めちゃくちゃ優しいです」 ディレクター: 全部自分で言ってます! 後輩: (言われたとおりに…)尊敬してます、めちゃくちゃ優しいです。 麦谷祐介選手(富士大学): こいつら正直、僕らにタメ口なので! 後輩: そんなことないっすよ!本当に尊敬してます。 ディレクター: タメ口きかれて怒ったりは? 麦谷祐介選手(富士大学): 全然ないです。逆にそっちの方がいいですね、僕は。なんか窮屈に、変な感じになられるよりはそっちの方が好きですね。 自身は自分のキャラクターをどう思っているのでしょうか。 ■「エキサイティングな性格」とは? 麦谷祐介選手(富士大学): 明るい性格っていうのはありますし、”エキサイティング”っていうのを意識しているので。そのエキサイティングな性格で周りを引き込んでみたいな感じがあるので。まあ、めちゃくちゃいじられることが多いですけど。他の選手が何か言って「ワーっ」となって、自分が言ったら「シーン」、でその後に笑いが起きるみたいな(笑)そういうのはありますね。 ディレクター: 愛されキャラ? 麦谷祐介選手(富士大学): 愛されてるんですかね?まあいいんじゃないですかそれで、まるく(笑)。 ■高校時代に味わった挫折と出会い 高校は一度関東の強豪校に進学しましたが、チームに馴染めず中退。 思わぬ挫折…、しかし転校した先である人と出会います。 麦谷祐介選手(富士大学): あの方は本当に恩師だなっていうのは今でも思ってて、本当に自分を変えてくれるきっかけを作ってくれた方なので。
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