“山菜採り”なぜ迷う?旬のタケノコで「こっちにもあったって…それで出口を間違う」―北海道内で相次ぐ遭難に対策は 『自分だけは遭難しないとは思わない』約8割道迷いが原因
北海道警によりますと例年、山菜採りでの遭難の約8割が道に迷ったことが原因です。さらに遭難した人の約8割が65歳以上の高齢者でした。 ではどうやって身の安全を守るのか。 警察は入山前の準備が大切だといいます。 「携帯電話、ホイッスル所持して、万が一の場合に自分の居場所を知らせる」(北海道警南署 土生賢二地域官) ほとんどの携帯電話は、110番通報による電波で大まかな位置情報が把握できます。
「黄色と赤は目立つのでヘリから見やすくて見つけやすいと言われている」(北海道警本部地域企画課 土橋将人さん) 上空からは黄色や白色の服を着ている人はすぐに目に入りますが、緑色は同化して見えにくいことがわかります。 遭難した場合はできるだけ開けた場所に移動し、大きく手を振ることもポイントです。 さらに…。 「毎年行ってるから大丈夫とは決して思わない。山の状況は刻々と変わる。自分だけは遭難しないとは思わない」(土生地域官)
山への油断は禁物。慣れた山だから…まさか自分に限って遭難など…。こうした油断は禁物です。 楽しい山菜採り。しっかりと準備をして山に入りましょう。
UHB 北海道文化放送
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