交通安全を楽しく学ぶ 自動車学校で小学生対象の教室 乗用車使い死角の確認や水消火器で放水など体験
埼玉県戸田市の埼玉とだ自動車学校で19日、市内の小学生を対象とした「交通安全教室」が開かれ、200人が参加した。 放水体験や白バイのデモ走行の様子【動画あり】
レクリエーションを通じて交通安全について楽しく学んでもらおうと、同校で10年前から開催されている。 子どもたちはグループに分かれ、水消火器の放水や実際に乗用車を使った死角の確認、校内を使用したオリエンテーリングなどを行った。他にも道路標識や交通ルールを知るためのさまざまなクイズやゲームなど、参加者は楽しみながら会場を回った。 プログラム後半では蕨警察署の白バイによるデモンストレーション走行も行われ、子どもたちはバイクの迫力に圧倒されている様子だった。 同校は他にも、保育園や高齢者向けの交通安全教室などを毎年開催している。管理者の島田武彦さんは「楽しみながらやってもらうのが何よりの学びになる。交通ルールだけでなく、行動特性についても事故に遭わないようしっかり学んでほしい」と話していた。