【韓国】SKオンの育児休業、最長2年に拡大
SKグループでバッテリー大手のSKオンは22日、育児休業について、法定の1年からさらに1年を加えた最長2年にすると発表した。 妊娠期間から子どもが満8歳を迎えるまで、誰でも利用できる。育児休業は男性も対象のため、男性の育児参加が活発になるとみている。今月時点で男性の育児休業取得者は休職者全体の半分を占めるという。 SKオンの社員の平均年齢は34.5歳で、2023年の韓国人女性の平均出産年齢である33.6歳と近い。妊婦を対象に、90日間の法定出産休暇とは別に最長3カ月の「出産前休職制度」も施行している。 ■少子化対策で多彩な制度運営 ほかにも働く時間を自由に選べる「選択的労働時間制」(フレックスタイム制)や結婚記念日の休暇など、仕事と家庭を両立するための制度を運営。子どもの幼稚園や小学校への入園・入学時には祝い金を支給して、少子化の解消に努めている。