波乱の甲子園!センバツ準優勝の報徳学園、全国優勝経験の花咲徳栄がまさかの初戦敗退
第106回全国高等学校野球選手権大会は大社(島根)の63年ぶりの勝利など伝統校の久々の勝利が話題となったが、強豪校の初戦敗退も話題の1つだ。 【トーナメント表】夏の甲子園 大会5日目までの結果一覧 まず、全国優勝経験のある花咲徳栄(埼玉)が2対1で新潟産大付(新潟)に敗れた。今年は石塚 裕惺内野手など強打者を揃え、140キロを超える投手を多く揃え、文字通り大型チームだった。相手の機動力をかなり警戒していたが、その上を行く機動力をみせられ、逆転負けを喫した。 優勝候補として期待された報徳学園(兵庫)は大社(島根)に1対3で敗れた。今朝丸 裕喜投手(3年)の立ち上がりを捉えられ2失点。そして相手投手の変幻自在の投球に苦しめられ、最後まで淡白な攻撃に終わった。 また九州王者の明豊(大分)も戦力的な評価は高かったが小松大谷に4対8で敗れ、投手陣も被安打16本を浴びる結果となった。 新基準バットになり、今年はここまで17試合でノーアーチ。ロースコアの試合が続き、強豪私学が勝ちにくい時代になってきている。