【地方競馬】スピーディキックのラストランは3着 1月10日に浦和で引退式
「東京シンデレラマイル」(30日、大井) スピーディキックのラストランは3着に終わった。好スタートから積極的に位置を取りに行って中団の前め。3角過ぎから外を上がって行くのはVパターンだが、今回は勝ち馬が別次元だった。直線も猛然と末脚を伸ばしたが、最後は内から伸びた2着馬にも半馬身かわされた。 全26戦中16戦でコンビを組み5勝(全て重賞)を上げた御神本は「正直、夏場ぐらいから衰えは感じていたけど、スタッフがいい状態に持ってきてくれた。57キロを背負っていたけど、これだけのレースができて立派。馬に感謝だね」とうなずいた。 2歳の暮れから丸4年間、苦楽をともにしてきた藤原智師も「よく頑張ってくれた。最後もいい脚を使ってくれたし、無事に戻ってきてくれて良かった。お疲れさま」と愛馬の労をねぎらった。来月10日に地元の浦和競馬場で引退式が行われる。