台中市警察局、日本人旅行者の自転車捜索に協力 無事見つかり一件落着/台湾
(台中中央社)中部・台中市で今月、旅行中に折り畳み自転車を紛失した60代の日本人男性のために警察官が捜索に協力し、無事に発見される出来事があった。警察官が防犯カメラの映像を確認したところ、男性が記憶していた場所に駐輪する様子は写っておらず、駐輪場所の覚え違いが原因とみられる。 台中市警察局第一分局が29日、出来事を紹介した。なくなった自転車は、男性が60歳の誕生日に妻から贈られたもの。駐輪場所を間違えて覚えていたことが分かると、警察官が周辺を歩いて捜索し、付近で自転車を見つけた。 男性と警察官は携帯電話の翻訳アプリを使用してコミュニケーションを取った。男性は見つかった自転車が自分のものだと分かるとすぐに感謝を口にし、台湾人の親切さは台湾に来る前から耳にしていたが、まさに百聞は一見にしかずだと話したという。 (蘇木春/編集:田中宏樹)